金属弦は、生産地が中国とドイツが主ですが、欧州のものはたいてい欧州の感性で作られる場合が多いです。それで、中国芸術科技研究所が設計しドイツで生産しているものは、感性と完成度が高い次元で結実した良いものです。音はよく練り上げられています。
中国独自のものは、銀や錫など素材に拘ったものもあって、幽玄な響きを持ったものが多いです。有名な演奏家が監修しているものが幾つかあります。余韻や雰囲気は、欧州製よりも中国製の方が優ります。
中国科技のものは高価なものから普及品までランクがあります。この違いはパッケージにも書いてありますが耐久性に差があります。高価なものはしっかり強く作り過ぎているのか音が硬い印象はぬぐえませんが、プロが演奏会で使う場合は弓の圧も相当なものになることが想定されますので、これぐらいがちょうど良いようです。一般には安価な弦の方が最初からふくよかな音で鳴りますので好まれる筈です。
もう少し詳しくは、二胡用スチール弦ガイドを参照して下さい。
質問の答えになっていませんので、最後に・・・絹弦と金属弦は、全く違います。